桃と糖尿病





桃は糖尿病に効く、これは桃にインスリンの働きを促す成分が含まれていることを証明しています。まずは糖尿病と桃のインスリンの関係を説明します。
人間は健康的な生活を行うにはエネルギーが必要で、そのエネルギーの源は食べ物です。インスリンとはホルモンの1種ですが、食べ物をエネルギーとして利用するうえで重要な働きをします。
インスリンを生成する場所は膵臓ですが、膵臓でのインスリンの生成が十分に行われなかったり、そのインスリンの分泌が十分であっても有効で働かなかったりすると、血液中の糖をエネルギーとして利用できなくなります。
これがいわゆる糖尿病で、日本でもポピュラーな病気になってしまいました。


とある研究で、桃の果実抽出物を使用して細胞分化を促して、インスリンを加えた脂肪細胞への糖の入り込みに対する作用と、新しい小さな脂肪細胞を作り出す作用を実験したところ、桃には顕著な効果があることが分かりました。
この2つの作用が強いということは脂肪細胞の代謝が活発になり、インスリンの作用も活発になるということでもあります。説明が複雑ですが、これは桃に糖尿病予防の効果が期待できるということなのです。


また桃には食物繊維が1個(200g)につき2gほど含まれており、水溶性食物繊維であるペクチンを多く含んでいます。そのペクチンには腸内細菌の改善や、コレステロールの低下作用があることが分かっています。